▼コーヒータイム2★



うそつきと正直者の境はどこだろうか?

昔々、ある国に、死刑を控えた、罪人がいました。 ちょうど、その国に、おめでたいことがあり、王様より、恩赦のお触れがでたのでした。

「正直者は、 たとえ絞首刑の罪であろうと、無罪放免にする。 但し、うそつきは、死刑にする。」 というものだったのです。

そこで、絞首刑を控えた、罪人はこう言ったのです。


「私は、絞首刑になるだろう。」

役人は、大いに困りました。なぜなら、

@もし、彼を絞首刑にすると、彼は正直者ということになり、無罪放免にしなければならない。 ということになるので、絞首刑にはできない。

A逆に、無罪放免にすると、彼は「絞首刑になる。」と言ったので、うそをついたことになるので、無罪にもできない。

とうとう彼は、絞首刑にも、無罪にもできなくなったのです。


その後、彼は、どうなったと思いますか???

つづきは次回へ


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